鼻の入り口がかゆくてたまらない! 鼻前庭湿疹の症状・原因・治療方法

鼻の入り口がかゆくてたまらない! 鼻前庭湿疹の症状・原因・治療方法

こんな医療記事、見たことない!
この記事は、日本一分かりやすい鼻前庭湿疹のコンテンツを目指して作成しています。一般の方には必要ない専門的な情報を省き、図やイラストを多用することで、サッと読むだけ(赤太字だけを読めば、1~2分で概略が分かる。)でも理解できるようにしました。医師監修のもと、信頼性の高い情報のみを取り上げています。

鼻がヒリヒリする

の入り口部分がかゆい、ヒリヒリするといった症状に悩まされていませんか? その症状、鼻前庭湿疹が原因かもしれません。鼻前庭湿疹になると鼻の入り口付近の皮膚が荒れ、不快な症状が続きます。放っておくと皮膚が膿んだり鼻血が出やすくなったりすることもあるでしょう。

この記事では、鼻前庭湿疹原因症状治療方法について、イラストや図を使って分かりやすく解説します。

鼻前庭湿疹とは

鼻前庭湿疹とは、鼻の入り口である鼻前庭という部分にかゆみやヒリヒリ感などの刺激症状が現れる病気です。乾燥性前鼻炎とも呼ばれています。

  • 子どもに多い病気だが、大人でも発症する。
  • 花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎患者に発症しやすい。
  • 子供の場合、治療をしないで放っておくと伝染性膿痂疹(とびひ)ができることもある。
鼻前庭湿疹(乾燥性前鼻炎)

鼻前庭湿疹の症状

症状一覧

鼻前庭湿疹によって現れる症状と合併症を一覧できるように図にしました。

鼻前庭湿疹の症状

症状の現れ方

鼻前庭湿疹は病気の進行度合いによって症状が変わっていきます。鼻前庭湿疹の症状を病気の進行とともに紹介します。

症状

症状の推移

鼻前庭(鼻の入り口)の肌荒れ

鼻前庭湿疹を発症すると、鼻の入り口付近(鼻前庭)の肌が荒れます。無症状の人もいますが、違和感やむずむずした感じを覚える人もいるでしょう。

かゆみやヒリヒリ感

肌荒れが進むと、肌がかゆくなったりひりひりとした刺激を感じるようになります。

痛みや出血

かゆいからといって患部をかいたりこすったりすると、痛みを感じたり鼻血が出たりすることもあります。

合併症

伝染性膿痂疹(とびひ)

鼻前庭(鼻の入り口)をいじった手で体のほかの部分を触ることにより、細菌が移って伝染性膿痂疹(とびひ)を発症することもあります。

関連疾患

急性副鼻腔炎慢性副鼻腔炎・鼻茸(鼻ポリープ)

鼻前庭湿疹の原因

鼻前庭湿疹は鼻を頻繁にいじる人ほど発症しやすいといわれています。ここでは、鼻前庭湿疹が発症する原因を解説しましょう。

原因

鼻のこすり過ぎ

鼻を頻繁にかむとティッシュの刺激で皮膚が傷つき、そこから雑菌が入って発症します。アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎を発症していると、鼻をかむ回数がどうしても多くなり、発症しやすくなります。

or

鼻のかみすぎ

鼻庭前をこすりすぎると、ツメで皮膚が傷ついてそこから雑菌が入り、発症することがあります。

or

鼻毛の抜きすぎ

鼻毛を無理に抜くと、皮膚が傷ついて発症しやすくなります。皮膚が弱い人ほど発症しやすいでしょう。

鼻前庭湿疹の検査・診断方法

ここでは、鼻前庭湿疹を発症している疑いがある場合の検査方法について解説します。

診断

視診・問診

鼻前庭湿疹は患者の自覚症状を聞き、患部を視診して診断を下します。鼻前庭が荒れていたり、傷が膿んでいたりする場合は、鼻前庭湿疹と診断される可能性が高いでしょう。

鼻前庭湿疹の治療方法

鼻前庭湿疹の治療は保存療法が中心です。しかし、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などが原因となっている場合には、これらの原因疾患に対する手術が検討されることもあります。ここでは、鼻前庭湿疹の保存療法について解説します。

保存療法

この項では、鼻前庭湿疹の一般的な治療方法を紹介します。

保存療法

薬物療法

鼻前庭湿疹の一般的な治療方法は、抗菌剤入りの軟膏を患部に塗る薬物療法です。アレルギー性鼻炎が原因の場合、鼻炎の症状に対する薬を共に服用することで改善することもあるでしょう。

鼻のかみ方などの指導

鼻のかみすぎで鼻前庭湿疹になった場合、ティッシュの種類や鼻のかみ方を指導されることもあります。鼻をいじりすぎないよう指導を受けることもあるでしょう。

膿の排除

炎症がひどく、膿がたまっている場合、注射器で膿を吸いだすこともあります。

まとめ(病気に気付いたら)

病気に気付いたら

放っておくと

鼻前庭湿疹を放置しておくと、慢性的な痛みやかゆみ・鼻血に悩まされることになります。患部をいじった手で体を触ることにより、別の場所で炎症が起こることもあるでしょう。

症状が治まらなかったら

鼻前庭がひりひりする、かゆいという症状に気がついたらできるだけ早く耳鼻咽喉科を受診してください。子どもの場合は、頻繁に鼻をいじっていたら、耳鼻咽喉科を受診させましょう。